中国が絶対崩壊すると断言できる7つの理由B〜ありとあらゆるところに不正、腐敗があふれる社会


 中国が世界有数の汚職腐敗国家であることは有名だ。中国では政府のトップから末端の役人まで、さらには教育現場や企業、商店や個人レベルに至るまで不正、腐敗が横行している。中国では「正直」とか「誠実」といった美徳は通用しない。あらゆるところに虚位と相互不信がひそんでいる。些細な例だが、中国の大学生は表面的にはみんな仲良しに見えるが、利害関係がからむととたんに冷淡になる。例えば教師が試験範囲を話したときに、たまたま欠席していた学生は誰からも試験範囲を教えてもらえないどころか、来週に試験が行われることさえも教えてもらえない。仮に教えてもらっても偽りの情報を伝えるか、そうでなくても教わったほうがそれが本当かどうかの疑念が拭えない。こんなのは本当に些細な一例だ。これから、この国がいかに骨の髄まで不正、腐敗で腐りきっているかを暴きたいと思う。
 中華人民共和国という国家はそもそも根本的に「嘘」によって成り立っている。中国共産党は日本の「侵略軍」に抵抗して撃退したことを政権の正当性の根拠としているが、実際に日本軍と戦ったのは国民党軍であるし、しかも日本軍に対して連戦連敗を繰り返し、アメリカが日本を徹底的に撃破することでやっと戦勝国の仲間入りができたのだ。
 中国では毛沢東をいまだに建国の英雄と崇めて人民元紙幣のほとんどに毛沢東の肖像画を掲載し、あちらこちらに毛沢東の塑像が建っているが、毛沢東が中国史上最も中国を疲弊させた残虐な独裁者であることは否定すべくもない。にもかかわらず七分成功三分失敗などと評しているが、実態は一厘成功九分九厘失敗と評するのが正確であろう。
 一人当たりGDPが千ドル程度にもかかわらず「中国共産党のおかげで今日の中国の繁栄がある」などと豪語するのは笑止千万だ。これは例えて言えば、百点満点のテストで十点しか取れなかった学生がえばっているようなものだ。
 中国共産党の指導者はいずれも、常識的な国家の基準から言えば凶悪犯罪者として裁かれるべき存在である。毛沢東はもはや言うまでもないだろうが、ケ小平は天安門虐殺事件を引き起こした真犯人であるし、江沢民は法輪功弾圧、新型肺炎流行の事実を隠蔽して被害を拡大させた張本人である。胡錦濤は89年のチベット動乱で多数のチベット人を殺害した張本人である。
 権力者がこれほどまでに悪によって塗り固められているのだから、その部下たちも、虐殺とまでは行かなくても、当然ながら悪で塗り固められる。中国の政治家、官僚、役人で汚職をしない人間はいないと言われている。
役人が公金で豪華料理を食べるなど当たり前、共産党幹部は政府予算を横領して息子を海外留学させ、地方では高齢者に対する福祉予算が役人によって地位の高い順番に次々と着服されて結局もらうべき人たちの手に渡るのは極わずかである。
 中国では年間百万件以上の汚職事件が摘発され、その被害額は毎年GDPの15〜20%に及ぶといわれている。中国の汚職事件はあまりにも多いのでいちいち具体例を挙げてもきりがないが、有名な事件としては、福建省の省長が死刑になったり、全人代の常務副委員長が死刑になったりした例がある。だが、こういった事例もしょせんまやかしだ。中国の政治家、官僚で汚職をしない人物などいないのだから、本気で汚職を取り締まったら政治家と官僚はゼロになってしまう。たまに汚職で摘発される人物とは主に権力闘争に敗れた人物である。中国は人脈によって成り立つ社会である。上司と折り合いが悪くなれば、汚職という誰もが犯していながらも裁かれない罪によって摘発され、処罰されるのである。
 最近では共産党の幹部が国家の資産を横領して国外に逃亡するケースが続出している。中国を牛耳っているはずの共産党幹部が一番、この国の危うさを理解しているようだ。自分の資産を海外の銀行に預けるくらいならまだしも、子息をアメリカなどに留学させて市民権を取らせ、自分もいつでも脱出できる準備を整えたりしている。金と権力と能力がある人物ほど中国から脱出したがるのだ。
 ほかにも中国社会の隅々にまで不正、腐敗が侵蝕している。例えばニセモノの横行。ニセモノといえば深刻なのは身分証明書や学歴証明書の偽造であろう。中国では大学の卒業証の偽造が非常に多い。学歴を偽って大学院に進学したり就職したり大学の先生になったりなどという例が後を絶たない。極端な例として中学卒の人間が北京大学博士課程の卒業証を偽造して大学の教師になったという事件まで発覚した。
 また、中国では替え玉受験が日常茶飯事である。さすがに大学の入学試験は少ないと思うが、大学教師の昇進試験では、かなり多数の教師が替え玉受験を行っていると私は考えている。中国の大学で副教授(日本の助教授に相当)や教授に昇進するためには専門科目のほか、英語とパソコンの試験に合格しなければならない。しかし、専門科目は問題ないにしても、現在の中国の中年層は文革時代に青春時代を過ごしており、そのような世代がパソコンや英語ができるはずがない。したがって、中国の大学教授および副教授のかなり多数が替え玉によって昇進しているはずだ。私は中国の翻訳会社で日本語をチェックする仕事を手伝ったことがあるが、その会社では時々、「英語の試験を受けるための替え玉を紹介してほしい」という依頼が時々あった。応対した中国人スタッフが「当社ではそのような不正は行いません」と言ったところ、相手は逆切れして「そんなこといくらでもあることなんだよ」と反論したそうだ。
 大学入試は全国統一の試験で行われるが、大学院は統一試験と各大学が個別に行う試験の両方がある。この大学院入試がくせものだ。問題を作成した教師が前もって知り合いの学生に試験問題と回答を提出するなどという事態が日常茶飯事なのだ。私もたまたま応募者が教師に試験問題と回答を譲ってくれるよう頼んでいる場面に遭遇したことがある。
 中国の大学ではカンニングがごく日常的に行われている。日本の大学生もカンニングは確かに多い。しかし通常日本の大学生は試験監督にばれないようにするはずだ。万が一見つかった場合、厳しい先生であれば一年留年、甘い先生だったらその単位を不可にするという処分が待っている。しかし中国の学生の場合、試験中に当たり前のように前後左右の学生の答案を覗き見、当たり前のように隣の学生と相談する。教師は見つけても注意するだけで、不合格にはしない。カンニングペーパーが見つかっても取り上げるだけで何ら処分を受けることはない。中国人にとってカンニングと言うのはそれほど不正ではないのだ。レベルの低いクラスになると、試験中でさえがやがやと騒がしいのだから外国人教師などは閉口してしまう。
 実は中国の教育現場は不正、腐敗の温床だ。小中高の教師が学生の父兄から金品をもらうのは当たり前。それによって学生の成績も上下したりする。大学では学生から教材費という名目で現金を徴収しては、それが先生たちの食事代へと消えていく。
 病院はまさに不正義の象徴的存在である。中国では病院とは患者を治療する以上に金儲けの場所である。私は中国に旅行中、39度の熱を出して、病院に行って点滴をうったことがあるが、なんと600元(7500円)の診療費を請求された。(レストランのウェイトレスの月給はだいたい400元である)また、中国の病院は簡単な診察の後に多額の薬を患者に買わせることが非常に多い。とにかくあまり関係ない薬までいろいろ買わせる。もちろん金儲けのためだ。信じられないような話だが今にも死にそうな救急患者は診療を拒否されることもある。その病院でなくなった場合、遺族から責任を追及されることを恐れるからだ。
 中国では94年にプロサッカー「プレミアリーグ」が発足したが、八百長事件や審判買収事件、闇賭博事件が多発している。人気が低落したプロリーグの各球団はのきなみ赤字を抱え、2004年10月には
審判の「誤報」事件から北京現代チームが試合放棄、さらにリーグ脱退をほのめかすなど中国サッカー協会に対し徹底抗戦する構えを見せた。この事件では世論の圧倒的多数が北京現代チームを支持、不正、腐敗にまみれた中国サッカー協会に対する失望感が背景にある。こんな状態だから中国サッカーはもはや低迷傾向にあり、ワールドカップドイツ大会アジア予選では公然と八百長をしておきながら、一次予選で敗退してしまった。
 中国の政治家、公務員が汚職にまみれていることは日本でもよく知られている事実である。ところが、ここで述べたように中国では教育や病院やスポーツ界などありとあらゆる分野が不正、腐敗にまみれており、クリーンな世界などほとんど見当たらない。あなたはこのような社会に明るい未来があると思うだろか。

 

     

 




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