胡錦濤来日直前、渋谷で抗議デモ
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胡錦濤来日を明日に控えた5月5日、渋谷で台湾関係団体が主催したデモ行進が行われた。午後2時15分からおなじみの宮下公園で集会が始まった。台湾研究フォーラム会長で最近は執筆業でも活躍中の永山英樹氏のほか、台湾独立派の重鎮である連根藤氏、主権回復を目指す会の西村修平氏、維新政党新風幹事長の鈴木信行氏、東京都議会議員の吉田康一郎氏らが挨拶を行った。 午後2時45分、行進が始まった。ここ最近行われたデモ行進ではチベットの旗が目立ったが、今回は台湾関係の旗も多く見られ、ほかにも日章旗、Z旗、東トルキスタン旗、内モンゴル人民党旗などいつもながら多種多様で色とりどりの旗やプラカードが渋谷の街にはためいた。今回はフジテレビなどの大手メディアも多数取材に来ていた。台湾関係のデモ行進で全国レベルの大手メディアが取材に来るというのはあまり例のないことだ。ついに我々もここまで影響力を持つようになったのだ。 参加者は200名ほどで、いつもとさほど変わらないのだが、ここ最近は東京に限っても4月26日のエプロンデモ、4月29日の胡錦濤来日反対デモ、そしてこの日の台湾関係団体が主催したデモ、翌日には草莽全国地方議員の会、TSNJ、主権回復を目指す会がそれぞれ抗議行動を予定している。これだけイベントが密集しているにも拘らず200人を動員したということは事実上参加者も増えていると考えてよいだろう。私はこれまで多数デモ行進を取材しているが、同じメンバーも多いと同時に、初めて見かけるメンバーも少なくない。参加者層は確実に広がっているのを実感できる。 45分ほどの行進で宮下公園に到着し、集会では東京都議会議員の古賀俊彦氏が力強い演説を行った。最後にシュプレヒコールを挙げて集会は終了した。 いよいよ6日はチベット人虐殺の張本人胡錦濤が来日する。福田政権は何が何でも胡錦濤を歓迎し、中国との友好をアピールしたいようだ。そのため長野聖火リレーでも警察に中国人を逮捕しないよう指示し、中国人の暴動を助長させて日本人に多数の負傷者を出す結果となった。国民の生命よりも独裁国家への隷属を優先させる現政権の横暴を我々国民は絶対に許すわけには行かない。しかもこのままでは、日本は中国政府の人権侵害を容認していると世界中から看做され、日本の民主主義国家としての信頼が根底から揺らぐことになる。残念ながら福田現政権に何も期待できない以上、我々一般国民が盛大な抗議行動を行うことによって、日本国民はチベットでの弾圧やその他数々の人権侵害を容認していないということを全世界にアピールしなければならない。
演説する台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏
宮下公園での集会の様子
宮下公園を出発
デモ隊の先頭に掲げられたプラカード
200人の参加者が明治通りを行進
NHKの近くで多種多様な旗がたなびく
チベット旗と台湾旗
日章旗と台湾旗
宮下公園に到着しました。お疲れ様でした。
演説をする東京都議会議員の古賀俊昭氏
最後にシュプレヒコール
フジテレビのインタビューを受ける古賀俊昭氏 |