上野動物園のパンダレンタルに絶対反対!その前に毒ギョーザを解決せよ!
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極悪非道の殺人鬼胡錦濤は5日間の訪問日程を終え、帰国した。8日のホテル・ニューオータニで開かれた朝食会には歴代総理4人が出席し、安倍前総理が「チベットの人権問題に憂慮する」、「トフティ・トゥニヤス氏の無事釈放を希望する」と述べるといった良いニュースもあったが、全体として胡錦濤の偽りの笑顔に周囲の人間は騙され続け、終始友好ムードであった。 実際、今回の訪日では毒ギョーザ問題も東シナ海ガス田問題も一切進展を見せず、成果らしい成果は何一つなかった。中国にとっては世界中から激しい非難を浴びる中で大国日本との友好をアピールできたことは外交得点にはなったかも知れない。その一方で全国各地で激しい抗議行動が各地で行われ、当然海外でも大々的に報道されている。 唯一の進展らしい進展は上野動物園にパンダをレンタルすることを胡錦濤が表明したことぐらいだ。だが上野動物園のリンリンが亡くなったのは胡錦濤来日の1週間前であり、一分週刊誌が取り上げている暗殺説は置いとくにしても、長期にわたる日中間の懸案事項であったわけではない。これはどう考えても毒ギョーザ事件をもみ消すための陰謀としか思えない。パンダの政治利用である。 毒ギョーザ事件では日本側は徹底的な調査を行い、すでに日本国内での混入の可能性があり得ないことが明らかとなっている。一方で中国側の対応は極めて不誠実で、いまだ実験結果を十分に明らかにしていない。ただし、天洋食品はもともと日本に大量の食材を輸出する信頼度の高い工場であり、工場の不衛生や管理体制の不備によって混入した可能性は低い。そうなると唯一考えられるの可能性は何者かが意図的に混入させたテロ事件である。 いずれにしろ中国は容疑者を拘束し、真相を明らかにする義務がある。このままうやむやに終わらせては絶対にならない。残念ながら福田政権も問題解決には極めて消極的で、国民の生命よりも独裁国家との友好を優先する有様である。 4月26日に東京銀座で行われた毒ギョーザに抗議するエプロンデモ。国民の不安は払拭されていない。 日中関係には懸案事項があまりにも多く、その全てを早急に解決せよとまでは言わない。だが日本中を震撼させた毒ギョーザ事件が解決するまではパンダ受け入れを断固拒否する姿勢が必要だ。 ぜひみんなで東京都にパンダ受け入れを拒否するよう抗議の声を挙げてほしい。もちろんパンダに罪はない。だからこそ、パンダを日中の政治問題の道具として利用させてはならないのだ。 ■東京都に上野動物園のパンダ受け入れ反対の声を ほかにもパンダは本来チベットの動物であり、中国の動物ではないという問題もある。私は2006年5月に「パンダは中国の動物といえるのか」という論説でそのことを発表したが、最近ようやく日本でも認識されるようになってきた。どうしてもパンダが見たければ、当サイト内に中国の成都と東チベットの臥竜で撮影したパンダの写真があるのでそちらごご覧いただきたい。 パンダの政治利用に断固として反対します。 |