北京虐殺五輪まであと2ヶ月に迫った6月8日、名も無き市民の会主催の「北京五輪にNo!副都心縦断デモ」が開催された。前回のFREE
JAPANデモと同じく、池袋、新宿、渋谷の3箇所を縦断するというものである。私は時間の都合から新宿のデモ行進のみ参加した。
新宿でのデモ行進は正午ごろに新宿公園を出発。参加者は台湾旗、チベット国旗のほか、今回は東トルキスタン国旗が目立っていた。プラカードには北京五輪ボイコットを主張するものや、法輪功学習者からの臓器狩りに抗議するものなどが見られた。
行政書士の黒田氏が拡声器を持ち、「北京オリンピック反対!」「中国は人権を守れ!」などのシュプレヒコールのほか、「フリーチベット、フリーウイグル、フリーモンゴル、フリータイワン、フリーチャイナ、フリージャパン」を叫んだ。ここで「フリーチャイナ」というシュプレヒコールが飛び出したことに注目したい。媚中売国奴にとっては我々は偏狭な反中分子に見えるかもしれないが、中国人に対して行われている人権侵害にもはっきりと抗議しているのだ。現に「中国政府は法輪功学習者への臓器狩りをやめろ!」というシュプレヒコールも飛び出した。実際のところ、いわゆる「親中派」といわれている人たちは本当に親中なのか、中国との友好を望んでいるのか大いに疑問である。
40分ほどの行進の後、ゴール地点の新宿中央公園に到着した。今マスコミの中国報道は地震関連が中心であり、もちろんそれは重要なニュースだが、中国共産党による人権蹂躙は依然として続いていることも忘れてはならない。
新宿公園を出発
デモ隊に注目する若い女性グループ
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