サミット直前、拉致被害者奪還国民大行進

 

ご存知の通り、アメリカは北朝鮮のテロ支援国家指定解除の準備に入っており、国賊福田政権は北朝鮮への経済制裁を一部解除するという。こうした事態に納得がいく日本国民はごくわずかだろう。そもそも福田売国総理は拉致問題をサミットで取り上げる意欲も薄いようだ。こうしてサミット開幕直前の7月5日、東京では拉致被害者奪還国民大行進が行われた。

午前11時、渋谷の宮下公園で集会が始まった。集まった参加者は300人以上。もともとそれほど広くない宮下公園は満杯状態となった。また今回はブルーの風船を掲げる新しい試みも行われており、宮下公園は大量の風船で青く染まっていた。地方議員らの挨拶とシュプレヒコールの練習の後、午後11時半、デモ行進が始まった。

通常宮下公園出発のデモ行進はまず明治通りを行進するのだが、今回は出発してすぐに右折して青山通りを行進した。参加者は350人、「日本政府は拉致問題を置き去りにするな!」「経済制裁解除を許すな」「北朝鮮は日本人拉致被害者を全員返せ!家族を返せ!子供を返せ!」「経済制裁解除を許さないぞ」「アメリカの北朝鮮テロ国家指定解除を許さないぞ」「拉致被害者を見捨てないぞ」「拉致被害者を全員奪還するぞ!」「日本を守るぞ」「拉致被害者を取り戻すぞ!」などのシュプレヒコールを叫びながら渋谷、青山の街を行進した。

私は午後1時から六本木で行われる南モンゴルのデモ行進に参加するため、表参道駅前でデモ行進から離脱した。デモ行進は約1時間20分の行進の後、宮下公園に到着したようだ。

サミットを前にして、350人の国民が拉致被害者奪還を訴えてデモ行進を行ったのは大いに意義のあることだろう。この4年ほど、拉致問題はほとんど進展がない。北朝鮮は拉致問題は解決済みとの立場だが、まだ生存している拉致被害者がいるという情報がイ・ミョンバク政権から福田政権に提供されたことがすでに明らかになっている(ノ・ムヒョン政権はその情報をわざと日本に伝えなかった)。我々日本に妥協の余地は到底無い。拉致被害者が全員救出されるまでは経済制裁一部解除とテロ支援国家指定解除は何が何でも体を張ってでも阻止しなければなるまい。

そもそもアメリカが北朝鮮をテロ支援国家に指定したのは1970年のよど号ハイジャック事件の犯人を北朝鮮が匿ったことが原因である。その後も北朝鮮は世界各地で国家主導でテロ行為を行い、21世紀に入ってからは拉致問題が明らかとなり、核兵器まで開発するに至った。それが今回核問題で一定の譲歩をするふりを見せただけでテロ支援国家指定を解除するというのはどう考えても矛盾している。拉致被害者の全員救出、核兵器全廃、よど号犯の引渡しが実現するまではテロ支援国家指定を解除すべきではないはずだ。

また、北朝鮮に関する一連の問題については中国の存在を忘れてはならない。率直に言って私はいくら圧力をかけても制裁をしても拉致被害者は救出できないと思っている(だからといって態度を軟化させるのは愚の骨頂である)。結局のところ金正日暴虐独裁政権を打倒しない限り解決はしないだろう。10年以上前から北朝鮮は近い将来崩壊すると言われていたが、一向に崩壊しない。なぜなら中国共産党独裁政権が金正日暴虐独裁政権を支えているからだ。中国共産党は北朝鮮のほか、ミャンマー、スーダン、ジンバブエ、ウズベキスタンなどの暴虐独裁政権を支援し、世界中の民衆に不幸をもたらしている。民主党の小沢一郎も講演で述べていたが、北朝鮮問題というのは結局のところ中国問題なのだ。したがって私は打倒中国共産党のウェブサイトで北朝鮮の問題を取り上げることに矛盾は無いと考えている。政府、マスコミ、国民は北朝鮮問題について中国に対する圧力をもっと強めていくべきである。

 

宮下公園入り口

 

宮下公園での集会の様子。公園は満杯状態。

 

シュプレヒコールの練習

 

宮下公園を出発

 

 

青山通りの坂を上ります。

 

 

TBSも取材に来ていました。

 

350人の参加者が青山通りを行進し、拉致被害者救出を訴えました。

 

 

吉田康一郎議員と小坂英二議員

 

     

 

 

増本照明氏

 

表参道で私は途中離脱しました。参加された皆様、大変お疲れ様でした。

 

You tube動画 拉致被害者奪還国民大行進1

 

You tube動画 拉致被害者奪還国民大行進2

  

 

 
 

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