NHKの悪質な偏向番組に対する日台合同抗議行動

 

 4月5日に放送されたNHKスペシャルのシリーズJAPANデビュー「アジアの一等国」については皆さんもご存知のことと思う。日本の50年に及ぶ台湾統治時代の負の側面のみを一方的に取り上げ、台湾人へのインタビューも否定的な発言のみを収録し、教育、治安、医療、インフラ建設などにもたらした日本の功績、さらには日本時代を経験した台湾人の日本への思いを完全に無視するなど、極めて露骨で悪質な偏向ぶりである。(番組の内容についてはメールマガジン台湾の声、もしくは永山英樹氏のブログ「台湾は日本の生命線!」に

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 番組放送直後から全国の視聴者からNHKに抗議の電話が殺到したのはいうまでもない。さらにこの問題は週刊新潮、夕刊フジ、産経新聞、SAPIOなどがとりあげた。またすでに4月10日に李登輝友の会がNHKに対し抗議文書を提出し、4月18日に日本を護る市民の会がNHK前で、4月22日に新しい教科書を作る会が靖国神社前で、4月23日にも有志がNHK前で抗議行動を行った。

 そして4月26日、台湾研究フォーラム主催により、日台合同でNHKへの抗議行動が行われた。当日はまず12時半から渋谷駅ハチ公口で街頭演説が行われ、台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏やメールマガジン「台湾の声」編集長の林建良氏、その他の弁士が演説を行った。特に林氏の演説では、台湾人の日本に対する思いをNHKによって踏みにじられたことによる悔しさが滲み出ていた。演説の途中でしばしば拍手が沸き起こっていた。

 午後1時過ぎから約30人の参加者はNHK本社前に移動して抗議行動を継続し、永山英樹氏や日本を護る市民の会代表の黒田大輔氏らが厳しい口調でNHKへの抗議演説を行った。途中で主権回復を目指す会主催のデモ行進(中国人留学生による長野暴動一周年のデモ行進)がNHK本社前を通過し、彼らもNHKに対する激しい抗議のシュプレヒコールを行った。

 NHKの反日偏向番組は今回が初めてではないものの、まさかこれほどまで視聴者からの厳しい反応が返ってくるとは予想していなかっただろう。私としても、日本のマスコミ全体が反日勢力に牛耳られていることは承知の事実なので、少しぐらい自分の主義主張と異なる番組が放送されても仕方がないとは思えるが、今回のNHKスペシャルは常軌を逸するほどの極端な偏向ぶりであり、放送法で義務付けられた「政治的中立」に完全に違反しており、断固として抗議の声を挙げるべきと思った次第である。

 NHKは今でも、時間が経てばほとぼりが冷めるとタカを括っているのではなかろうか。だが今度ばかりはそうも行かなさそうだ。今後も更なる抗議が予定されており、東京のみならず北海道などでも抗議行動が予定されている。日本国民もNHKの偏向報道を鵜呑みにするほどアホではない。視聴者を甘く見ないことだ。

 なお、誤解なきよう付け加えておくが、我々は決して日本の台湾統治を全面肯定しているわけではなく、50年の間には様々な負の側面があったことは認識している。我々が求めているのは客観的で公正な報道であり、「軍国主義の美化」ではない。良い部分は良い、悪い部分は悪いという厳正中立な番組であれば誰も抗議の声を挙げなかったはずだ。だがNHKスペシャルは極度な反日売国自虐史観にそって製作されていた。教養番組とはいえ、数百万人が見ているであろうNHKの影響力は計り知れない。国民に自虐史観と、台湾は反日という誤ったイメージを植え付け、日台分断を謀るNHKの陰謀を、なんとしてでも粉砕しなければならない。

 

渋谷駅ハチ公口

 

永山英樹氏 林建良氏

 

ハチ公口に掲げられた横断幕とプラカード

 

 

NHK本社前に移動

 

NHKに向かって力強く抗議する永山英樹氏

 

NHK本社前を通りかかった主権回復を目指す会主催のデモ行進

 

デモ行進で掲げられた旗の数々

 

途中参加した日本を護る会代表の黒田大輔氏

 

   

 

 

 

 

 

参考

4月18日に行われた日本を護る市民の会主催の抗議行動(以下のページの下のほうに動画へのリンクがあります)

http://seaside-office.at.webry.info/200904/article_15.html

4月23日にNHK前で行われた抗議行動

http://www.youtube.com/watch?v=mTbnN0p2Az8

  

 

 
 

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