中国共産党から迷惑を被った国トップ10

 

 今回この論説を書くにあたって「ベスト10」ではなんか変だから「ワースト10」にしようと思ったが、考えてみれば悪いのは中国共産党であって以下のランキングに挙げられる国々ではないのだからやっぱりおかしい、というわけで「トップ10」と称することにした。私はもうひとつ「中国のタブー度」という論説も準備しているのだが、迷惑を被った国のほうが書きやすそうなので、こちらから先に発表させていただく。
 我が国日本、及びお隣の台湾が中国共産党からさんざん嫌がらせを受けているのは周知の事実であり、中国共産党にこのうえない憎しみを抱いている方も多いことと思う。
 さてさて、中国共産党が日本と台湾のみならず世界のいたるところで迷惑をかけていることを皆さんはご存知であろうか。これからそのランキングを発表させていただくが、基本的にこれは私の主観で考えたものであることをご了承いただきたい。なおかつ、その迷惑の内容がその国によって様々であり、なかなか客観的に比較することが難しい。また、現在進行形の内容もあればすでに過ぎ去った過去のものもある。
 また、私は批判の対象を中国ではなく中国共産党としていることにも注意していただきたい。私はそもそもが中国人民こそが中国共産党の最大の被害者だと考えているからだ。したがってその被害の内容は1949年以降のものであり、それ以前のことに関しては対象外としている。

1位 チベット 
 1950年に人民解放軍の侵略を受け、1951年に屈辱的な「平和解放協定」を結ばされ、1959年にダライ・ラマ14世はインドに亡命を余儀なくされ、さらにその後は120万人が虐殺され、4500個の仏教寺院が破壊され、現在でも多数のチベット人が政治犯として収容されている。1989年には胡錦濤によって戒厳令がしかれ、多数のチベット人が虐殺された。また、人海戦術によって大量の中国人がチベットに移住し、チベット人はチベット国内においても少数民族の地位に転落しつつある。さらに、中国はパンダを中国の国宝として宣伝しているが、パンダは本来ならばチベットの動物であって中国にはごくわずかしかいない。チベットは国のシンボルまで中国に強奪されてしまった。とにかくチベットは中華人民共和国に隣接していたがために筆舌に尽くしがたい悲劇を味わうこととなった。
 ダライ・ラマの平和的で国際的な活動は世界中からの支持を集め1989年にはノーベル平和賞も受賞。日本でも徐々にチベット問題が注目を集めつつある。私も打倒中共のために戦う一貫として、チベットを支援して行きたいと思う。

2位 東トルキスタン 
 チベットと同じような命運を辿ったもう一つの悲劇の国が東トルキスタンである。東トルキスタンでも中国共産党による虐殺、破壊、拷問が行われてきた。また、石油などの豊富な天然資源が中国人によって湯水のように搾取され続けている。もし東トルキスタンが独立を保っていれば産油国として豊かさを享受していたかもしれない。もうひとつ忘れてならないこととして、中国共産党は今までに49回核実験を行っており、回数そのものはアメリカ、ロシアよりも桁が二つ少ないが、実験は全て新疆ウイグル自治区のロプノールで行っている。つまり、中国共産党は事実上中国国内では一度も核実験を行わず、全て東トルキスタンの領土で行ったのである。中国の核によって東トルキスタンは国土を汚染された。本当に迷惑この上ない。

3位 中国
 中国がこのランキングに入ることに違和感を持つ方も多いかもしれないが、基本的に私は中国人こそ中国共産党の残虐行為による最大の犠牲者であると考えている。中華人民共和国建国以来、反右派闘争、大躍進運動、整風運動、三反五反運動、文化大革命など様々な革命や運動に借り出され、その後も天安門虐殺事件や法輪巧弾圧などの悲劇を経験してきた。現在でも中国共産党による封建独裁は健在であり、言論・報道の自由は規制されており、政治犯として労働改造所に送られる人民はあとをたたない。都市部に次々と超高層ビルを建設する一方で、大部分の農民の生活は世界最貧国波である。最近では乱開発による環境破壊(砂漠化、森林破壊、酸性雨、大気汚染、河川汚染、などなど)も深刻である。とにかく中国共産党による悪徳行為はあまりにも多すぎていちいちここに書ききれないのが現実である。

4位 カンボジア 
 1975年から78年までカンボジアを支配したポルポト派を中国共産党は全面的に支援。これにより人口の4分の1にあたる200万人が虐殺された。カンボジアは20世紀のアジアで最も悲惨な運命を辿った国である。現在、中国共産党はポルポト派を国際法廷で裁くことに強行に反対している。自らの過ちを暴かれることを恐れいているからだ。

5位 台湾 
 もともとは日本統治終了後に台湾を支配した国民党独裁政権による弊害のほうが大きかったが、90年代に民主化を達成すると、中国共産党による嫌がらせが顕著となってきた。台湾の首脳、閣僚級の政治家は自由に外国を訪問できないばかりか、すでに公職を離れた84歳の李登輝氏さえも外国訪問になにかと制限がつく。800発のミサイルを台湾に向けて恫喝し、台湾のWHO加盟を阻止するなど、台湾国民は中国共産党によって人権を蹂躙されている。
 
6位 ベトナム 
 1979年に人民解放軍はベトナムを侵略したがあっさり敗北。しかしそのまま撤退したのでは面子まるつぶれなので、人民解放軍はベトナム北部の村を徹底的に焼き払って虐殺の限りを尽くした。基本的にベトナムの勝利に終わったこの戦争について、ベトナムの歴史教科書には誇らしげに書いてあるのだが、2002年にベトナムを訪問した前皇帝江沢民は「過去のことにこだわってもしょうがない。未来に目を向けよう」と述べて、歴史教科書からの削除を求めた。我が国に対する態度とは正反対である。中国政府に60年前の戦争のことで日本を非難する資格は一切ない。また、ベトナムは中国との間に領土問題を抱えており、1989年にも戦火を交えている。
 
7位 日本 
 我が国日本は以外に順位が低いと思う読者も多いかもしれない。少なくとも中華人民共和国建国以降、我が国は直接中国と戦火を交えていないからである。それでも靖国問題、歴史認識問題、尖閣諸島問題、東シナ海ガス田問題、沖の鳥島問題、領事館員自殺問題、反日暴動事件、李登輝訪日問題、中国国内での強烈な反日教育、瀋陽領事館侵入事件、などなど、中国共産党の嫌がらせは次から次へといろいろありすぎて本当にきりがないくらいである。「日中友好」を望んでいる人はまず最初に中国共産党打倒のために努力すべきである。

8位 北朝鮮 
 これもまた意外と思う読者も多いかもしれない。北朝鮮政府にとって中国共産党政府は政権延命のための命綱かもしれないが、北朝鮮国民にとってはいい迷惑だ。現在多くの北朝鮮の人々が中国を経由して第三国に亡命しようとしているが、中国政府は脱北者を捕まえては北朝鮮に送還するという人権弾圧行為を繰り返している。本国に強制送還された北朝鮮人民は筆舌に尽くしがたい拷問を味わうことになる。さらに金正日政権を支援して延命させること自体北朝鮮の人々にとっては大変迷惑な行為である。
 
9位 マレーシア 
 1948年に武装蜂起したマラヤ共産党を中国共産党は全面的に支援。おかげでマレーシアは1948年から1960年まで非常事態宣言を継続させることになった。1960年以降は軍事的にはマレーシア政府の勝利であったが、その後も中国共産党はマラヤ共産党を支援し続け、マラヤ共産党の党首チン・ペン(陳平)を匿い続け、1989年にマラヤ共産党が投降するまで続いた。
 
10位 インド、ロシア   
 インドとロシアが同順位。インドは1959年に国境紛争で中国と戦火を交えた。現在でも中国とは領土問題を抱えている。チベット亡命政府を抱えていることも中国共産党政府との対立の要因となっている。インドが1998年に核実験を強行したのはパキスタンよりもむしろ中国に対する牽制の意味合いが強い。ロシアは1969年に中国と戦火を交えている。さらに現在、シベリア地方に大量の中国人が押し寄せ、シベリアではロシア人よりも中国人のほうが人口が多い町もあるほど。しかしこれに限っていえば私は中国人のシベリア移住を支持したいと思う。

 このランキング外にも中国共産党から被害を被った国は数多い。
 フィリピンは南沙諸島という領土問題をかかえていて、さらにスカーボロ環礁を中国に強奪されてしまった。
 シンガポールもマラヤ共産党には悩まされたし、2004年にリー・シェンロン氏が首相就任直前に台湾を訪問したところ、中国共産党政権が激怒、シンガポールとの自由貿易協議を中止し、シンガポール政府は新首相就任早々対中関係改善に大慌てとなった。
 タイもミャンマーもかつては中国共産党が支援する共産党系反政府武装組織に悩まされた。
 ネパールは今でも王制打倒を目指す毛沢東系武装組織に悩まされている。また、ネパールはインドに次いでチベット難民を受け入れている国だが、しばしば中国共産党の圧力を受けている。
 モンゴルは民主化後、ほぼ毎年ダライ・ラマ14世の訪問を受け入れているが、そのたびに中国共産党からの圧力を受けている。
 アメリカと中国との関係は非常に複雑でいちいち詳しく書いていたらきりがないが、アメリカ国防省は年間1500回も中国人からのハッキングの被害にあっており、中国人によるスパイ事件も後を絶たない。アメリカ政府は背後に中国共産党政府が操っていると確信しているという。
 
 こうして考えると中国共産党の破廉恥行為は枚挙にいとまがなく、詳しく書こうものなら数冊の本が書けそうである。まさに中華人民共和国は世界に名だたるならず者国家であり、ブッシュ大統領が悪の枢軸と呼んだ国の中に中華人民共和国が含まれていないのは不可解である。この世界最大のならず者国家中華人民共和国に対し、全世界が一致協力して糾弾すべきであるし、中国人自身も、もし祖国に愛国心を持つのであれば諸外国と協力して中国共産党打倒のために戦うべきである。
 今回はごく簡単にまとめたつもりであったが、気がついたらワードで4ページ。字数にして四千字を超える長文になっていた。私としてはそれぞれが短くて適当な拙文になってしまったと感じているのだが、中国共産党の悪徳行為はあまりにも多すぎてちょっと書いただけでも長文になってしまうのだ。私は昨年7月22日にこの「打倒中国共産党」のサイトを立ち上げたが、ネタは尽きなさそうだ。時間はかかるがちょっとずつ更新していきたいと思う

 

     

 

 




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