中共脱党者数2000万人応援街頭講演、3ヶ所同時開催

 3月26日、中国共産党及びその関連組織からの脱党表明者数が二千万人を突破した。昨年4月24日に一千万人を突破してからわずか11ヶ月と言う猛スピードである。最近は毎日約4万人が脱党するというハイペースだ。勢いを増す脱党運動を応援すべく4月1日、東京では秋葉原、丸の内、銀座の三箇所で街頭講演が同時開催されたので、私は立て続けに三箇所を周ることにした。
 まずは10時半過ぎに秋葉原駅に到着。駅から出ると「中国の赤い壁を崩そう」という横断幕が目に入った。ちょっと一般向けにはわかりにくいメッセージかなという気もする。写真を何枚か撮っていると、すっかり顔なじみとなった大紀元の記者から話しかけられてインタビューに答えることになった。(厳密に言えばそのとき受けたインタビューは「希望の声」というラジオ放送局)。
 撮影、見学、インタビューでだいたい20分ほど費やした後、JRに乗って東京駅に向った。丸の内中央口から出るとまず桜の木が目に入ったのでとりあえず桜の写真をとってから丸の内北口の方へ向うと、横断歩道の向こうで街頭演説が行われているのが目に入った。大紀元関係者数人に挨拶すると、私も街頭演説するように頼まれ、そばにいた安東さんも「練習だと思ってやりましょうよ」などと言われてしまったが、私は自分を目立たせないようにする方針なので丁重にお断りした。とりあえず写真を何枚かとって再びJRに乗り込む。
 有楽町駅で降りて少し歩くと西銀座ビルの目の前で街頭演説が行われていた。ここでも大紀元時報と新唐人テレビからインタビューを受けた。計3回受けたことになる。私がインタビューで述べたことを以下に要約してみよう。
 「中国共産党からの脱党表明者数が2千万人を突破したということで、今中国国内では大きな変化が起きているわけですが、日本のテレビ、新聞などの大手マスコミは全くと言っていいほど取り上げていません。一部の雑誌が取り上げる程度です。それに中国共産党が行っている法輪功学習者への迫害、チベットや東トルキスタンでの弾圧、民主活動家の取り締まりやキリスト教徒への弾圧などについてもほとんど取り上げません。日中記者交換協定なども原因として挙げられるのでしょうが、要するに中国共産党にとって都合の悪い事実を隠してしまっているわけですね。これではマスコミとしての責務を完全に放棄していると思います。ですが北朝鮮による拉致問題と同じく、いつか日本のマスコミも中国で起こっている事実を隠しきれなくなって大々的に報道される日が来るようになるでしょう。現在、拉致問題は日本人の誰もが知っている事実となりました。しかし中共脱党運動や中共の残虐行為などについて知っている日本人は割合からすると数%程度でしょう。一日も早く、真実が日本人の全てに行きわたる日が来てほしいと思います。」
「日中友好という視点で考えるならば、むしろ中国共産党には徹底的に反対すべきです。一般的に日中友好というと、中国政府との友好を意味しますが、むしろこれは日中友好に反する行為です。日中友好協会や、中国政府に媚びへつらう左翼政治家はむしろ筋金入りの反中派であり、中国人民の敵だと思います。中国が好きならば、中国との友好を望むのであれば、数々の残虐行為を行う中国共産党には断固として反対すべきなのです。中国共産党独裁はそれほど遠くない将来、必ず崩壊します。それは歴史の必然と言えるでしょう。中国共産党はナチスにも匹敵する凶悪殺人集団です。そのような凶悪組織は必ず滅びることは歴史が証明しています。」
 準備した原稿を読んでいるわけではなく、その場で内容を考えながら話していたので実際にはもうちょっとまとまりがなかったと思うが、だいたい要約すると上記のような内容だったと思う。
 こうしてあっという間に1時間半が過ぎていった。感想を一つ述べると、3ヶ所それぞれで横断幕一つのみが用いられているが、もうちょっと横断幕やプラカードを多用して視覚に訴えるべきではなかったかと思う。警察から制限を受けていたのだろうか?
 もうすぐ温家宝首相の来日が控えている。日本の新台湾派は盛大な不歓迎デモを予定しているし、大紀元関係者も抗議行動をすることであろう(たぶん)。温家宝は国会で演説をする予定らしいが、現在の中国共産党に媚びへつらったところで、真の日中友好、真のアジアの平和は永遠に訪れないことであろう。中国が好きか嫌いかに関係なく、平和を望む人は皆、中国共産党暴虐独裁政権には反対すべきである。

秋葉原駅前での街頭演説。

 

駅前でビラ配り。

 

東京丸の内での街頭演説とビラ配り。

 

演説をする安東幹氏。

 

銀座で街頭演説。

 

受け取ったビラを見る男性。

 

 




100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!