ラマ・マニ(講演)と留学生の歌と踊りを楽しむ会
9月29日、西新宿の常円寺でラマ・マニ(講演)と留学生の歌と踊りを楽しむ会が開催された。主催はチベット文化研究所とNPOチベット教育福祉基金。さらに静岡県にある国際開洋学園の留学生による歌と踊りも披露される。 常円寺は新宿駅西口から徒歩5分。青梅街道の反対側には超高層ビル群が並んでいる。創建年代は不明だが、現在の青梅街道沿いに建立されたのは1585年と言われている。ホームページが大変立派にできているので一度ご覧になってみてはいかがかと思う。 国際開洋学園は、衆議院議員井脇ノブ子先生が運営する全寮制の高等学校で、チベット圏からの留学生を多数受け入れている。 午後1時20分から、ラマ・マニ講演が始まった。ラマ・マニとはチベットのタンカに基づいて物語を説き、聴衆にそのテーマの伝統的、宗教的な解釈を用いながら、絵が象徴するものとその意味を教えるというもの。通訳つきで約1時間の講演は、ほとんどの日本人にとってはその価値がわかりにくかったとおもうが(当然私も)、チベットの奥深い文化的真髄が込められているという。 午後2時半から国際開洋学園のチベット、ブータン、ネパール、インドからの留学生がそれぞれの歌と踊りを披露した。最後は日本、チベット、ブータン、ネパール、インド、モンゴルの国家を順番に斉唱してお開きとなった。
|