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ラビア・カーディルさん来日決定!! 2007/10/08

ラビア・カーディルさんについて 2007/10/28

ラビア・カーディルさん東京講演会参加レポート 2007/11/11

【投稿文】ウイグル代表ラビアカーディルさんの講演会 2007/11/24

世界ウイグル会議について2007/11/25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チベットの亡命政府はインドのダラムサラにあるが、東トルキスタンの運動を統括する組織の本部はどこにあるのかというとドイツのミュンヘンにある。2004年に結成された世界ウイグル会議である。

 それまでバラバラに活動していてまとまりがなかった世界各地の東トルキスタン関連組織が一同に集まり、2004年4月16日から19日にかけてドイツのミュンヘンにて初会合を行った。初代主席にはエリキン・アリプテキンが選出された。エリキンは著名な東トルキスタンの亡命リーダエイサ・ユスプ・アリプテキンの息子である。東トルキスタンには当然ながらカザフ人やモンゴル人など数多くのチュルク系、アルタイ系の民族が居住しているのだが、団体の名称に東トルキスタンが用いられなかったのは、統制の厳しい中央アジア諸国では東トルキスタンの名称を用いると何かと危険がつきまとうとの理由からであった。

 90年代後半には東トルキスタンの武装組織によるテロ事件が諸外国でも報道されることがあったが、世界ウイグル会議に加盟する組織には武装闘争を始めから行わない、かつては武装闘争を行っていたが現在では放棄している、現状では武装闘争を放棄する団体が加盟しており、現在でも武装闘争を継続する方針の団体は加盟を許されていない。つまり世界ウイグル会議は平和的な政治団体であり、反対勢力に容赦なく迫害や拷問を加える中国共産党とは正反対の立場にある。

 また、世界ウイグル会議は民主的な組織であり、役員は世界各国から来た東トルキスタン組織代表による民主的な選挙によって決定される。

 2006年11月には第2回会議が行われ、ラビア・カーディルさんが第2代主席に就任した。政治犯として6年間投獄され、ラフト人権賞を受賞したほか、ノーベル平和賞候補ともなり、今やチベットにおけるダライラマのようなカリスマ的存在となったラビアさんが主席となった意義はきわめて大きく、今後の発展が期待される。
現在、世界ウイグル会議には49の組織が加盟しているという。今のところ日本には世界ウイグル会議に加盟している組織は存在しないが、ラビアさんはアジア屈指の民主主義国家である日本の役割に大いに期待しており、今後は日本でも支部が設立されることが期待される。2007年11月5日にはホームページに日本語版がたちあげられた。

 ここでチベットと東トルキスタンとを比較して見よう。これはどちらが良いとか有利とかいう問題ではないので誤解しないでいただきたい。ダラムサラを拠点に活動するダライラマ法王は宗教指導者である。もちろんダライラマ法王はチベットにおける宗教と世俗の双方をつかさどる元首であることは間違いないが、法王が世界各地を訪問して行うことは宗教活動であり、政治的側面が全くないとはいえないものの極めて限定的である。また、ダライラマ法王は一貫して平和主義で対立を好まず、中華人民共和国との融和を望んでいる。実際のところ法王は中華人民共和国のチベットにおける主権を認めており、今彼が望んでいるのは独立ではなく、中華人民共和国という枠組み内での自治権の獲得である。このよな平和的な態度が世界中からの共感を得て、ノーベル平和賞受賞に至り、今日の絶大な人気を得るに至ったのは事実である。ただその一方で、ダライラマを「分裂主義者」として口汚く罵る中国共産党と果たして平和的な話し合いや合意が可能なのかは大いに疑問である。

 その一方で現在のラビア・カーディル氏は政治色が明確だ。そもそも90年代には全国人民政治協商会議の委員を務めて中国の新彊統治を厳しく非難した実績のある人だ。彼女が世界各地で行っている活動は紛れもなく政治活動である。東京での講演でも「日本国政府と国会は東トルキスタンの人権問題を国策としてとりあげるべきだ」と主張するなど、政治色を明確にしている。しかしだからといって世界の共感を得にくいとは言えない。そもそも民主国家において政治家が対立する勢力を批判することは当然のことであり、多くの場合尊敬を集められる行為である。また、ラビア氏ならびに世界ウイグル会議は民主的であると同時に政教分離主義であり、そういう意味でも欧米や日本の支持を得やすいといえるだろう。
中国共産党がウイグルの人権状況を全く改善する意思のない今日、安易な融和姿勢は無意味である。中国共産党の非道性をを世界中に訴え、世界の注目を集めることが彼らの仕事である。私も微力ながらも、日本語のインターネットを通じて一人でも多くの日本人に東トルキスタンの現状について情報を伝えていきたいと思う。

世界ウイグル会議役員構成

名誉主席:        メメット・レザベキン将軍(トルコ)

総顧問:         エリキン・アリプテキン(ドイツ)

              シデクハジ・ルズ(アメリカ)

主席:           ラビア・カーデイル(アメリカ)

副主席:          カヒリマン・ゴジャムバルデイ(カザフスタン)

               メメット・トフテイ(カナダ)

               エスカルジャン(ドイツ)

               スイット・トムトルコ(トルコ)

より詳しくはこちらをご覧ください。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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