新疆ウイグル自治区共産党委員会書記

	王震（1908-1993　）　（在任1949-1952）
	中国湖南省出身。1927年に中国共産党に入党。1949年に中華人民共和国が建国されると、中国共産党の新彊分局の書記に就任。�ｹ小平時代は「八大長老」の一人に数えられ、欧米メディアでは天安門虐殺事件に直接影響を及ぼした人物と看做されている。1988年〜1993年まで国家副主席を歴任。1993年に広州で死去。
	王恩茂（1913-2001）　（在任1952-1967)
	中国江西省出身。1952年に中国共産党新彊分局書記に就任。1955年に新疆ウイグル自治区が発足するとそのまま自治区の党委員会書記に就任した。
	龍書金（1910-2003）　（在任1970-1972)
	中国湖南省出身。
	セイプディン・エズィズィ（1915-2003　）　（在任1972-1978）
	東トルキスタンのアトゥシュ生まれ。1935〜1937年に中央アジアのタシケントにある中央アジア大学に留学。1944年にイリで東トルキスタン共和国が樹立されると、教育庁長官などの要職に就任。1949年に北京の全人代に向った東トルキスタン共和国の主要幹部が経由地のシベリアで全員死亡したため、あわてて北京に向かい、中国共産党に入党、中華人民共和国への合流を表明した。その後は中国共産党に忠誠をひたすら忠誠を尽くし、1972年には中国人以外で初めて新彊ウイグル自治区の党書記に就任、その後も中国人以外の党書記は誕生していない。2003年、北京で死去した。
	汪鋒（1910-1998）　（在任1978-1981)
	中国陝西省出身
	王恩茂(1913-2001）　（在任1981-1985)
	宋漢良（1934-2000）　（在任1985-1994)
	中国浙江省出身。
	王楽泉（1944-　　）　（在任1994-現在）
	中国山東省出身。山東省で要職を歴任し、1989年には山東省の副省長に就任したが、1991年に新疆ウイグル自治区の副主席に就任。1992年には党委員会副書記に就任し、1994年にはついに党書記に就任。以降現在に至るまで東トルキスタンにおける事実上の最高権力者となっている。

新疆ウイグル自治区主席

	セイプディン・エズィズィ（1915-2003）　（在任1955-1967)
	龍書金（1910-2003）　（在任1968-1972）
	セイプディン・エズィズィ（1915-2003）　（在任1972-1978)
	汪鋒（1910-1998）　（在任1978-1979)
	イスマイル・アメット（1935-　　）　（在任1979-1985）
	東トルキスタンのホータン地区チラ県出身。1979年に新疆ウイグル自治区の主席に就任して以来、ウイグル族が新彊の主席に就任する慣例が定着する。2003年に中央の全人代常務副委員長に就任。
	トムール・ダマワット（1927-　　）　（在任1985-1993）
	東トルキスタンのトルファン地区トクスン県出身。2003年から全人代常務副委員長を務める。文学や詩を愛好し、多数の著書がある。
	アブドゥルアハット・アブドゥルリシット（1942-　　）　（在任1993-2003）
	東トルキスタンのグルジャ生まれ。1965年から1983年まで新疆ウイグル自治区建築勘察設計院の技術員を務める。2003年に全国政治協商会議副主席に就任。
	イスマイル・テリワルディ（1944-　　）　（在任2003-2007)
	東トルキスタンのカシュガル地区疏附県出身。2003年に新疆ウイグル自治区主席に就任したが、2007年12月に任期途中で辞任した。辞任の理由は不明。
	ヌル・ベクリ（1961-　　）　（在任2008- )
	ボルタラ・モンゴル自治州のボルタラ市生まれ。1982年中国共産党に入党。1983年新彊大学政治学科卒業。新疆ウイグル自治区の要職やウルムチ市長を歴任し、2007年12月28日、イスマイル・テリワルディの辞任に伴い、新疆ウイグル自治区代理主席に就任。2008年1月22日、新疆ウイグル自治区の主席に正式に就任。