6月25日、待ちに待った日本初の東トルキスタン関連のデモ行進が東京六本木で開催された。平日であるこの日が選ばれたのは、もともと25日に東トルキスタンの首都ウルムチで聖火リレーが予定されていたからだ。だが世界同日開催デモ行進にびびった中国共産党が直前になってウルムチでの聖火リレーを17日に変更したので、約1週間遅れてのデモ行進となった。
東トルキスタン関連のデモ行進は日本初であり、関係者のほとんどはデモ行進を主催した経験もノウハウも乏しいことから事前に入念な準備が行われていた。私自身は当日は参加できなかったが、東京の某所で行われた事前の打ち合わせに参加したこともある。懸念されたのはやはり参加者数だ。平日ということもあり、せいぜい50人ぐらいというのが大方の予想であった。
ところが当日、集合場所となった三河台公園にはなんと130人が集結したのだ。午後1時から始まった集会では世界ウイグル会議日本代表で日本ウイグル協会会長も務めるイリハム・マハムティ氏、台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏、荒川区議の小坂英二氏、前衆議院議員の牧野聖修氏らが演説を行った。
そして午後1時半、デモ行進がスタート。130人の参加者は「フリーウイグル、フリーチベット、フリーモンゴル」などのシュプレヒコールを叫びながら六本木通りを行進。多数の東トルキスタン国旗と国旗をデザインした風船により、六本木の街は美しい水色に染まった。西麻布の信号を左折して笄公園に到着して行進は終了した。約45分間のコースであった。
笄公園で行われた演説では三浦小太郎氏、モンゴル自由連盟党のダシイ氏らが演説を行った。さらにイリハム氏ら5人は中国大使館に抗議声明文を提出した。こうして歴史的なデモ行進は終了した。
主催者によればちょっとしたトラブルもあったようだが、総じて日本初のデモ行進は大成功のうちに終わったと言ってよいだろう。主催者にとっても参加者にとっても大きな自信になったに違いない。これからも日本において東トルキスタンサポーターは大きな勢力となっていくことであろう。そしてチベット、台湾、法輪功などの勢力と共に日本社会を大きく動かしていくに違いない。
当日のデモ行進をレポートしたページ
東トルキスタン世界同日開催デモ感想 (ブログ東トルキスタンに平和と自由を・・・)
IN東京 日本初 ウイグルデモ (kinaの反中共コミュニティ)
東トルキスタンデモに参加してきた (チベット・中国問題研究所)
ウイグルデモ参加リポート (義によりて勇を馳せる、保守派へ)
東トルキスタン支援デモに130名参加! (荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感)

集合場所となった六本木の三河台公園に掲げられた旗と横断幕(写真提供kinaさん)

集会で演説する永山英樹氏(写真提供kinaさん)

六本木通りに棚引く東トルキスタン国旗(写真提供:kinaさん)

(写真提供spinelさん)

(写真提供spinelさん)

(写真提供spinelさん)

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笄公園での集会の様子(写真提供:spinelさん)
写真を提供してくださったkinaさん、spinelさんどうもありがとうございました。 「kinaの反中共コミュニティ」 「東トルキスタンに平和と自由を」
日本初の東トルキスタン関連デモの歴史的映像(spinelさん撮影)

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