世界各地で中国共産党によるテロ事件が続発!

 

 世の中、とんでもない誤解がまかり通っている。「中国共産党は確かに過去には大躍進運動や文化大革命など数多くの失敗を重ねてきた。しかし改革解放以後の中国はどんどん豊かになり、中国はその歴史上最も豊かで幸福な時代を迎えた。これは中国共産党政権だからできたこと。確かに独裁政権はよくないけれど、当分は共産党政権が続いたほうが良い」。このように考えている人が多くないだろうか。
 私が中国共産党を批判したとき、中国人の中には「あなたは中国を理解していない」などと発言する中国人が多い。私は確かに中国を理解していないであろう。中国のように広大で人口も多く、独裁政権で謎に包まれた部分も多い国をそう簡単に理解できるはずもない。だが私は自信を持っていえることは、「あなたは中国を理解していない」などとほざいている中国人なんかよりもよっぽど中国を理解している。中国人のほとんどは中華人民共和国がどのような国であるかを理解していないのだ。
 中華人民共和国が、自由、民主、人権のない恐怖社会であることは世界に広く知られている。言うまでもなく、中国共産党による恐怖統治が続いているためだ。この国では法輪巧やチベットについてちょっと真実を語っただけで即公安に捕まる可能性がある。北朝鮮や文革時代の中国よりかはましであろうが、中国共産党による恐怖支配は依然として健在だ。
 あろうことか、中国共産党は自由と民主が保証されているはずの海外にまでその恐怖を輸出し、それなりの成果を収めている。今我々が生活している日本でさえも、中国共産党の残虐行為が及んでいる。
 今年に入り、世界各地で大紀元を対象とした中国共産党によるテロ事件が続発している。
 2月8日、米国アトランタで大紀元グループの技術総監を務める李淵氏の自宅が複数のアジア系男性に襲撃された。李淵氏は暴行を受け、手足を縛られ、ガムテープで目や耳を覆われた。犯人グループは約30分にわたり李淵氏の自宅を荒らしまわった挙句、パソコン2台を強奪して逃走した。この襲撃テロ事件により、李淵氏は顔に15針も縫う重傷を負った。だが不可解なことにテロリストたちが奪ったものはパソコン2台だけであり、金品や貴重品類は一切被害を受けなかったという。
 2月28日には香港の大紀元印刷工場が襲撃された。28日午後7時ごろ男4人が入口の窓ガラスを突き破って乱入、コンピューター製版機を鉄鎚で破壊した後に逃走した。この事件により印刷工場は稼動不能となり、別の印刷工場に依頼することとなった。香港では大紀元の発行部数が1日5万部に達している。日本の皆様にはあまりピンと来ないかもしれないが、人口600万人の香港で5万部ということは、日本で言えば100万部に相当し、多大なる社会的影響力を持っていると言ってよいであろう。今回は襲撃対象となったのは印刷機器のみであり、貴重品やパソコンの類は被害を受けなかった。
 中共のテロ攻撃はなんと我が国日本にも及んでいる。3月10日夜、大阪の大紀元発行事務所を兼ねている才市の自宅に不審者が侵入し、パソコン3台を強奪した。金銭的な被害はなかったという。
 3月13日には台湾第三の都市である台中市の大紀元オフィスに泥棒が侵入し、7台のパソコンが盗難の被害にあった。この事件ではオフィスのドアも窓ガラスも破壊されておらず、計画的で周到な犯行であったことをうかがわせる。
 これらの事件に共通する特徴として、被害にあったものは主にパソコンや印刷機などの情報関連機器であり、その他の貴重品類はほとんど被害にあっていないことが挙げられる。目的は大紀元の報道を妨害することであることは明白であるし、大紀元に対してわざわざこれほどまでに恨みを持つ組織といえば中国共産党としか考えられらない。しかもこれほど短期間に連続して起こっていることから、たまたま金目当ての強盗が大紀元オフィスに侵入したものの何も盗るべきものがないのでパソコンだけ持っていった、というのは考えにくい。
 大紀元は報道機関として一貫して平和的な言論活動を行っており、世界各地でデモや抗議集会を開いてもいるが、それらも一貫して現地の法律を守り、警察の指示に従い、平和的な民主的な活動を行っている。
 それに対し、中国共産党は敵と見なした人物、団体、国家に対しては徹底的に暴力で対抗する。暴力と破壊によって相手に苦痛と恐怖を与え、それによって相手を屈服させる。相手がなかなかしぶとい場合にはより過激な暴力を用いて際手を消滅させる。それが中国共産党の伝統的なやりかたであり、そういった暴力的手法によって中国共産党は13億人の人民を奴隷として従え、7000万人の信者を抱えるようになったのである。自らの方針に反するものは有無を言わさず捕まえて強制的に洗脳を施す。現在でも中国国内ではネット上で共産党政府に都合の悪い発言をしたものは捉えられて刑務所に放り込まれてしまう。まさに中国共産党は人類史上最悪の殺人集団であり、世界最悪のテロ組織であり、世界最悪のカルト宗教である。
 自由と民主と平和を愛する我々は断固として中国共産党の悪質で野蛮なテロ行為にノーを突きつけなければならない。


 
 
 




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