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4月13日、渋谷でチベット・キャンドルマーチが開催された。
午後6時ごろ、宮下公園に到着するとすでに集会が始まっており、歌の練習や、チベットの祈りが捧げられた。6時20分、いよいよ行進がスタートした。参加者は約300名。3月22日に行われたデモ行進と比べると参加人数は少ないが、それでも多数の報道陣が詰め掛けていた。チベット暴動直前の3月8日の平和行進では報道陣はゼロだったのと比べると大きな違いだ。
この日は中共軍によって虐殺された177人のチベット人の追悼、及び世界中の全ての人々の平和と幸福を願い、シュプレヒコールを挙げるのではなくて、We
shall overcomeという歌を歌いながら平和的に行進する計画で、参加者はチベット国旗やプラカードのほかを掲げるひとのほか、キャンドルを手にした人が多数いた。
だが計画とは裏腹に、先頭を行進している参加者たちから「フリー・チベット」「チベットに自由を、チベットに平和を、チベットに人権を、言論の自由を、宗教の自由を」というシュプレヒコールが飛び出した。渋谷駅前を通過するあたりで最高潮に達し、だいたい参加者の半分ぐらいはシュプレヒコールを叫ぶようになった。
当初の計画とは狂ってしまったが、致し方ないと私は思う。チベットは現在進行形で中共当局の筆舌に尽くしがたい迫害を受けているのだ。同胞が次々と殺されている中で大人しく行進できずにシュプレヒコールを叫んでしまうのはやむを得ないと思う。
午後7時に宮下公園に到着、集会ではチベット国歌を斉唱し、行進は終了した。その後は代々木公園でキャンドルライティングが行われることになっているのだが、私は編集のため、先に失礼した。
今日本ではかつてないほどチベットに対する関心が高まっている。私が2006年4月にチベット編を立ち上げたとき、「今、日本とチベットは新たな関係を築き上げるべき段階に来ている」と予測したのが現実になりつつあるようだ。
今後は名古屋、長野、札幌などでもチベット弾圧に対する抗議行動が計画されている。ぜひこのうねりが全国隅々まで広がってほしいし、東トルキスタンや台湾の人々もこれを励みにして運動を拡大してほしいと思う。
宮下公園での集会の様子
We shall overcomeを歌う練習
いよいよ宮下公園を出発 報道陣も多数駆けつけていました
300人の参加者が渋谷の街を行進します。
渋谷にたなびくチベット国旗
もうすぐ宮下公園に到着です。
宮下公園に到着。お疲れ様でした。
You tube動画2 チベット・キャンドルマーチ1
You tube動画 チベット・キャンドルマーチ2
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